2010年 03月 27日
キズナノイス
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久々に東北新幹線にて移動。東海道と比べ、豊かな車窓が展開される。季節感が漂い、地域固有の原風景が残っているのは素直に嬉しい。
古川駅にて途中下車し、3年程前に「総合的学習の時間」の授業を担当した中学校へ寄り道しました。全校生徒を4~5人の班に分け、それぞれでヤジロベエのようなユニットを製作し、それらを連結させながらベンチを形成していくという課題を出しました。繋ぎ方には遊びがあり、S字やサークルなどの設置状況に即した「場のカタチ」を自由にアレンジ出来ることや、世代が変わっても受け継いでいけるように、ユニットの交換、組替え、付足しといった可変要素を盛込みました。(製作風景はコチラから)
実際にどんな風に使い込まれているのか、風雪にどれだけ耐えているのか、予てより、この目で確認をしておきたいと思っていました。 残念ながら、訪問日は学校が最も静かな春休み中。実状の確認はかないませんでしたが、先生方からは、昼休みの語らい、部活動のミーティング、帰りの待ち合せなど、学内の数カ所で多様に使われていると伺え、少しホッとしました。
ただし、そろそろメンテナンスが必要な頃合いです。「ゆとり教育」が終わった今、「総合的学習の時間」のあり方も変わるかも知れません。製作した学生も既に卒業してしまいましたし、校長先生も担当の先生も異動されてしまいました。当初の予定通りにメンテナンス作業が授業に採用されるかは判りません。
先輩が作ったユニットをバラシ、パーツ毎に再塗装し、壊れたユニットを補完し、ベンチの新たなカタチを作りながら継承するという教材。なんとか上手く使われて欲しいと願ってしまうのは、私のエゴなのでしょうか。
↓今回の最終目的地は、こちら。 岩手県大船渡市のリアスホール。設計者の新居千秋先生による説明の下、見学をしました。写真ではコンクリート塊のハードな建物に見えますが、実際に訪問すると、とてもヒューマンスケールで威圧感の無い空間であることに、驚嘆致しました。
古川駅にて途中下車し、3年程前に「総合的学習の時間」の授業を担当した中学校へ寄り道しました。全校生徒を4~5人の班に分け、それぞれでヤジロベエのようなユニットを製作し、それらを連結させながらベンチを形成していくという課題を出しました。繋ぎ方には遊びがあり、S字やサークルなどの設置状況に即した「場のカタチ」を自由にアレンジ出来ることや、世代が変わっても受け継いでいけるように、ユニットの交換、組替え、付足しといった可変要素を盛込みました。(製作風景はコチラから)
実際にどんな風に使い込まれているのか、風雪にどれだけ耐えているのか、予てより、この目で確認をしておきたいと思っていました。
ただし、そろそろメンテナンスが必要な頃合いです。「ゆとり教育」が終わった今、「総合的学習の時間」のあり方も変わるかも知れません。製作した学生も既に卒業してしまいましたし、校長先生も担当の先生も異動されてしまいました。当初の予定通りにメンテナンス作業が授業に採用されるかは判りません。
先輩が作ったユニットをバラシ、パーツ毎に再塗装し、壊れたユニットを補完し、ベンチの新たなカタチを作りながら継承するという教材。なんとか上手く使われて欲しいと願ってしまうのは、私のエゴなのでしょうか。
↓今回の最終目的地は、こちら。
by swerve
| 2010-03-27 16:56
| イベント