2014年 04月 07日
頼まれてもいないのに設計する(コンペに取り組むということ)
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誰にも頼まれてもいないのに勝手に設計に取り組むことがあります。
それはコンペ(設計競技)が開かれたときです。
普段、住宅を中心に仕事をさせて頂いておりますが、
公共施設のオープンコンペが開催され時には、
無理をしてでもなるべく参加するようにしています。
先日も、
静岡で開催された『富士山世界遺産センター』のコンペにも参加しました。
結果は全く揮いませんでしたが、、。(坂茂案が、最優秀となりました。)
誰からも依頼されていないのに、
『こういう建物はどうだろうか?』
『社会性を得られるだろうか?』
『こんな構造を実現出来ないだろか?』等と、
試案を尽くすことは、とても良い勉強になります。
普段とは違うスケール、用途、社会的な配慮等の様々な課題と、
真摯に対面しつつ一つの案へとまとめあげること。
そして巨匠と同じステージで戦うことは、自分の設計能力を高めてくれる貴重な機会です。
連戦連敗中ですが、負けて悔しさを貯めることが次に繋がっていると信じて、、。
これからも挑戦し続けたいと思います。そして、次こそは頑張ってモノにしたいと思います。
風穴洞のように、様々なスペースが上下左右に連なっていくような空間を創りたいと考えました。
by swerve
| 2014-04-07 15:48
| 建築